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AI・信頼性・評価

AlphaFoldで何が分かり、何が分からないか:構造予測の精度と機能の壁

2026/7/2 (更新: 2026/11/3)

  • AlphaFold
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目次
背景・問い・要点
背景

タンパク質は、アミノ酸が一列につながった鎖である。鎖はアミノ酸の並び(配列)に応じて折りたたまれ、立体的な形(構造)をとる。配列から構造を当てる問題は、約50年ものあいだ未解決のままだった。研究者が最終的に知りたいのは、そのタンパク質が何をし、どう制御されるかという働き(機能)である。

AlphaFold は、DeepMind が開発した AI(Artificial Intelligence、人工知能)システムで、タンパク質のアミノ酸配列を受け取り、その構造を予測して返す。返すのは、水素を除く全原子の3次元の座標である1。予測の途中では、似た配列をもつ近縁のタンパク質の配列も集めて使う1。座標には、アミノ酸1個ぶんの位置(残基)ごとに、pLDDT(predicted Local Distance Difference Test)と呼ぶ0〜100の確からしさの値が付く。pLDDT は、その位置の予測が実験で決めた構造とどれだけ合いそうかの見積もりである2。

精度は、実験で決めた構造とのずれで測る。アミノ酸どうしをつなぐ鎖の本体の原子の並びを骨格と呼ぶ。2020年の予測の競技会 CASP14(CASP は Critical Assessment of protein Structure Prediction の略)で、第2版の AlphaFold2 は一本の鎖だけでできたタンパク質(単鎖タンパク質)の構造を予測した。骨格の中心の炭素原子(Cα)の位置のずれは、中央値で約0.96Å だった1。1Å は 10−10 m10^{-10}\ \mathrm{m} で、0.96Å は原子の幅ほどである。

ただし、一つのタンパク質が一つの形に留まっているとは限らない。時間とともに複数の形を行き来するタンパク質があり、そのとりうる形の全体を構造の集団(アンサンブル)と呼ぶ。決まった形を持たない領域を含むタンパク質も多い。

問い

AlphaFold が配列から構造を高い精度で予測できるようになったいま、タンパク質の機能について何が分かり、何がまだ分からないのか。

要点

AlphaFold の予測から分かるのは単鎖タンパク質の形で、AlphaFold2 は CASP14 でそれを実験に迫る精度で予測した。予測からまだ分からないのは働き(機能)で、形は機能を知るのに必要だが十分ではない。

複数の形を行き来するタンパク質でも、予測は通常そのうち一つの形しか返さない。変異(配列の一部のアミノ酸が別のアミノ酸に置き換わること)の影響の予測は AlphaFold DB 自身が未検証とし、独立の検証でも相関は弱いか無かった。創薬での成果は2023年の総説でまちまちとされ、予測がはっきり速めたのは X線結晶構造解析による構造決定である。

モデル・例示

二つの形を行き来する酵素の配列を入れ、一枚の予測構造を読む

※ この節の例は、説明のために作った架空のものです。

一枚の予測構造は、位置ごとの形とその確からしさを示すが、働きを生む形の切り替えと働きの強さは示さない。AlphaFold2 を手元で動かすと、既定では確からしさの順に並んだ五つの予測構造が返る(AlphaFold3 では乱数の種ごとに五つ)3。二つの形を行き来して働く酵素の配列を渡し、最も確からしい一枚を読んで、そこに何が書かれ、何が書かれないかを確かめる。

アミノ酸120個からなる架空の酵素を考える。酵素は化学反応を速めるタンパク質で、酵素が反応させる相手の分子を基質と呼ぶ。この酵素は、基質を受け入れる開いた形と、反応を進める閉じた形を行き来して働く。どちらの形も実在し、働きはその切り替えから生まれる。開いた形で基質を受け入れ、閉じて反応を進め、また開いて反応でできた分子を放す。この一巡を速く回るほど、決まった時間に処理できる基質は多い。

二つの形の違いは、位置20と位置80の距離に出る。開いた形ではこの距離が15Å、閉じた形では6Åである。末端の位置111〜120は、ふだん決まった形を持たず、相手の分子に結合したときだけ折りたたまれる。

AlphaFold に渡すのは、20種類のアミノ酸を1文字ずつで書いた120文字の配列である。先頭は次のように始まる。

MSKIEELLKRAGVDLSEAHP……(全120文字)

返ってくるのは、120個の位置それぞれについての原子の座標と pLDDT である。下は、そのうち四つの位置の Cα の座標(単位は Å)と pLDDT を抜き出したものである。

位置  アミノ酸  Cα の座標 (x, y, z)     pLDDT
 20   K        (10.0,  4.0,  2.0)      95
 80   D        (14.0,  6.0,  6.0)      92
112   S        (31.7, 18.9, 14.2)      41
118   G        (36.0, 22.5, 19.8)      33

pLDDT が70を超えれば骨格はおおむね正しく、90を超えれば高い精度の予測とされる2。位置20と80は90を超えており、この部分の形は実験で決めた構造とよく合うと見積もられている。末端の位置112と118は70に届かない。pLDDT の低い領域は、単独では決まった形を持たない可能性が高いと解釈され、pLDDT が50を下回って長く続くものは構造ではなく、決まった形を持たないことの予測として読む2。この酵素の末端は、まさにふだん形を持たない領域である。

位置20と80の座標の差は xx, yy, zz でそれぞれ4、2、4Å なので、二つの位置の距離は 16+4+16=6\sqrt{16 + 4 + 16} = 6 Å である。つまり読んだ一枚は閉じた形で、開いた形はこの一枚のどこにも無い。複数の形をとるタンパク質でも、AlphaFold は通常そのうち一つしか出さず、どちらが出るかは確実には選べない4。ただし、ふだん形を持たない領域に、いつも低い pLDDT が付くとは限らない。結合したときだけ折りたたまれる領域には、この例の末端と違って、結合時の形が高い pLDDT で描かれることもある5。

この一枚から、次の三つが分かる。

  1. 予測した形が実在する形の一つと一致していても、働きを生む切り替えは一枚の構造に表れない。この例では、閉じた形の6Åだけが返り、開いた形の15Åは返らない。
  2. 低い pLDDT は、ふだん決まった形を持たない領域の手がかりになる。ただし、結合時の形が高い pLDDT で描かれた領域では、読み手はそれをふだんの姿と取り違えうる。
  3. pLDDT は、位置ごとの形がどこまで当たっていそうかを示すが、働きの強さは示さない。位置20と80の pLDDT が高くても、この酵素が開閉の一巡をどれだけ速く回り、反応を進めるかは出力のどこにも無い。

何を達成したのか

AlphaFold2 が CASP14 で示したのは、単鎖タンパク質の形を実験に迫る精度で当てられることである。CASP の成績の指標 GDT_TS(Global Distance Test Total Score)は、予測と実験の構造を重ねたとき、いくつかの距離の閾値以内に収まる残基の割合をもとに0〜100で表す。2020年の CASP14 で、DeepMind の AlphaFold2 は単鎖タンパク質の構造予測で、ドメイン(単独で折りたたまれる部分構造)単位の GDT_TS の中央値92.4に到達した6。これとは別の指標である骨格の Cα の位置のずれは、中央値で約0.96Å(原子の幅ほど)だった1。CASPの共同創設者ジョン・モールトは、この結果を「ある意味で問題は解けた」と評した7。EMBL-EBIと共に公開された予測構造は2億超、既知タンパク質のほぼ全体を覆う8。2024年、ノーベル化学賞がハサビスとジャンパー(構造予測)、ベイカー(計算によるタンパク質設計)に贈られた9。

ただし「解けた」とはCASPの精度で単鎖構造を当てられるという意味である。鎖がどのような物理の過程を経て折りたたまれるかを説明したわけではない。

形を当てられる範囲にも限りがある。AlphaFold DB 自身の集計では、ヒトの残基のうち信頼できる予測は58%で、そのうち非常に高い信頼の予測は36%にとどまる2。この集計を出した論文自身は、長い低信頼の領域を構造ではなく無秩序の予測として読むよう求めている2。つまり残りの約4割は、まだ当てられていない形だけでなく、決まった形を持たない部分も含む。

AlphaFold のあとに出た予測器は、何を予測できるようになったか

AlphaFold のあとに出た予測器も、上手くなったのは主に形の予測である。DeepMind の AlphaFold3(2024)は、予測の範囲を複合体、核酸、リガンド(タンパク質に結合する小さな分子)へ広げた10。当初はコード非公開・サーバ経由・1日10予測などの強いアクセス制限があり、「先頭だが閉じている」ことが研究者の批判を呼んだ11。制限はその後段階的に外れ、2026年6月にコードのライセンスが非商用の CC BY-NC-SA 4.0 から Apache 2.0 へ、2026年7月には重みも申請制から直接ダウンロードへ変わった11。ただし重みの利用規約はいまも非商用の組織による非商用の利用に限っており、商用では Google Cloud 経由の提供になる11。

扱う分子の範囲では、自由に使える予測器も AlphaFold3 と同じ所まで来た。ベイカー研の RoseTTAFold All-Atom は、タンパク質・核酸・小分子・金属・修飾までを一体で扱い、自由に利用できる(Science, 2024)12。ただしタンパク質とリガンドの複合体予測では、AF3 が RFAA を大きく上回ると DeepMind 側は報告している10。

精度では、AF3 論文の疑似コード(pseudocode)をもとに再現したオープンモデルが2024年後半に相次いだ(Baidu・ByteDance・Chai Discovery など)11。そのひとつ Chai Discovery の Chai-1(2024年9月)は、タンパク質とリガンドの複合体のベンチマークで AF3 と同等の成功率(77% 対 76%)を自己申告し、重みとコードを非商用で公開した13。続いて MIT は Boltz-1 を、商用利用まで含めて完全オープンソース(MITライセンス)で AlphaFold3 級の精度に達した初のモデルとして公開し14、Boltz-2 は結合親和性(分子どうしがどれだけ強く結合するか)の予測まで広げた15。

したがって2026年には、AlphaFold3 は複合体予測で先頭の一群の中心にいるが、同じ水準の精度を出すオープンな予測器も複数あり、速度・ライセンス・用途で使い分けられている。それでも要点は変わらない。各ツールが上手くなったのは主に「形」の予測である。Boltz-2 のように結合親和性まで予測するツールも出たが、タンパク質が何をし、どう制御されるかという「機能」そのものの予測には届いていない。構造の集団を生成する BioEmu(Science, 2025)は、隠れたポケットの形成のような働きに関わる動きを捉えるとする。その論文は、働きに関わる構造変化の大規模な予測を、配列と構造の二つの革命のあとに残った課題として掲げ、相対的な自由エネルギーも予測できるとしたうえで、自らを機能の理解への道筋と位置づけている16。

形は、必要だが十分ではない

専門家は次の限界を挙げている。

「解けた」の受け取られ方そのものにも懸念がある。UCLAのゴネンは、予測が鵜呑みにされれば「実験で構造を解く必要を正当化するのがますます難しくなる」と言い、検証と新規開拓に要る実験の資金や人材が細ることを懸念する。ハーバードのブアッタは逆に、AlphaFoldが得意な相手を実験から外せる分、難しいタンパク質へ資源を寄せられると見る21。

コネクトームと同じ構図

形と機能の関係は、神経科学での神経の配線図(コネクトーム)と神経回路の働きの関係と同じ構図である。線虫 C. elegans は、1986年にほぼ完全な配線図の草稿が公表され、20年以上のちにより網羅的な版が出た動物だ(2024年には成体ショウジョウバエの全脳配線図も公表された22)。だが配線図を手にしてなお、この分野の多くの研究者は自分たちの立場を「コネクトームは必要だが十分ではない」と要約する23。配線図と各シナプスの強度から情報の流れを予測しても、その瞬間どの神経修飾物質が漂っているかを知らなければ予測は大きく外れうる。神経修飾物質は配線図に載らない別の複雑さの層で、周囲の液に漂ってニューロンのふるまいを変える。この構図を紹介する解説記事は、静的な配線図が生きた神経回路のダイナミクスを捉えないとも書く23。

タンパク質でも、折りたたまれた形は配線図と同じ位置にある。形は機能を知るのに必要で基盤的だが、それだけでは「何をするか」「どう制御されるか」「どう動き、誰と組むか」は分からない。機能は、ダイナミクス・相互作用・変性・修飾・細胞内の環境から生じる。二つの分野は独立に、「単独では不十分」という同じ結論に到達した。

どこで本当に加速し、どこで過大評価か

本当に加速したのは実験構造生物学、とりわけX線結晶構造解析の分子置換だ。分子置換は、似た構造のモデルを手がかりにして、X線の回折の測定から構造を決める手法である。ある6か月間に構造の公開データベース PDB(Protein Data Bank)で公開され、SAD法(Single-wavelength Anomalous Diffraction、単波長異常分散法)で決定された構造は全215件あった。これらにAF2モデルを使った手法を試したところ、約87%で、Cα原子の半数以上が実測構造と2Å以内で一致するモデルが得られたという報告がある(Terwilliger ら 2023)24。著者らはこの215件を、AlphaFoldの訓練データより後に決定された難しい集合として選んでいる。この215構造の再決定の結果を使った同じグループの続報は、予測を「きわめて有用な仮説」と呼び、実験による構造決定を加速するが置き換えないと題している25。AlphaFoldは実験を置き換えるのでなく補完する。

過大評価は創薬だ。AlphaFoldは創薬を変えると喧伝されたが、2023年の総説は「今日までそうなっていない」と言い切り、成果はまちまちだと評している26。総説はその理由を、タンパク質が剛直なスナップショットではなく、柔軟で多様な形をとることに求めている26。X線構造も剛直だが、リガンドと共結晶化すれば結合に伴う構造変化を捕まえられる、と同じ総説は書く。AlphaFoldのモデルは薬剤ポケットも含めて剛直で、共結晶化で結合に伴う構造変化を捕まえる方法がとれない。DeepMind自身も、AF3論文では創薬への寄与を結語で将来の見通しとして語るにとどめている10。

予測構造を読むときは、次の三つを順に問うとよい。第一に、返ってきた一枚は、そのタンパク質がとる複数の形のうちどれか。第二に、pLDDT の低い領域は決まった形を持たない領域か、pLDDT の高い領域は結合したときだけの形ではないか。第三に、知りたいのは形か、それとも反応の速さのような働きか。


出典26件
  1. J. Jumper ら「Highly accurate protein structure prediction with AlphaFold」Nature 596, 2021. https://www.nature.com/articles/s41586-021-03819-2 — AlphaFold2 の本体論文。CASP14 での骨格精度の中央値0.96Å(r.m.s.d.95)を報告する。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  2. K. Tunyasuvunakool ら「Highly accurate protein structure prediction for the human proteome」Nature 596, 2021. https://www.nature.com/articles/s41586-021-03828-1 — ヒトの残基の58%が信頼できる予測、36%が非常に高い信頼。長い低信頼の領域は無秩序の予測として読む。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5

  3. AlphaFold と AlphaFold3 の公式リポジトリの出力の説明. https://github.com/google-deepmind/alphafold https://github.com/google-deepmind/alphafold3/blob/main/docs/output.md — AF2 は確からしさの順の ranked_0〜4、AF3 は既定で種ごとに五つの予測を返す。 ↩

  4. AlphaFold Protein Structure Database「FAQ: What use cases does AlphaFold not support?」. https://alphafold.ebi.ac.uk/about — 変異の効果の予測は未検証で、複数の配座があっても通常は一つしか出さず、補因子・リガンド・翻訳後修飾の位置は予測しない。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  5. Alderson ら「Systematic identification of conditionally folded intrinsically disordered regions by AlphaFold2」PNAS 2023. https://doi.org/10.1073/pnas.2304302120 — ヒトの無秩序領域の約15%に高信頼の構造。4E-BP2 では二状態の混合が機構を隠す。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4 ↩5

  6. J. Jumper ら「Applying and improving AlphaFold at CASP14」Proteins 89(12), 2021. https://doi.org/10.1002/prot.26257 — CASP14 の成績報告。ドメイン単位の GDT_TS 中央値92.4と、92ドメイン中87で70超・58で90超(いずれも5予測中のベスト)を同じ文に並べる。 ↩

  7. E. Callaway「‘It will change everything’: DeepMind’s AI makes gigantic leap in solving protein structures」Nature(news), 2020. https://www.nature.com/articles/d41586-020-03348-4 — CASP 共同創設者 J. モールトの「ある意味で問題は解けた」を伝える。 ↩

  8. AlphaFold Protein Structure Database(EMBL-EBI/DeepMind). https://alphafold.ebi.ac.uk/about — 2億超の予測構造を公開し、既知タンパク質のほぼ全体を覆うとする。 ↩

  9. 2024年ノーベル化学賞, The Nobel Prize. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2024/press-release/ — ハサビスとジャンパー(構造予測)、ベイカー(計算によるタンパク質設計)への授賞。 ↩

  10. Abramson ら「Accurate structure prediction of biomolecular interactions with AlphaFold 3」Nature, 2024. https://www.nature.com/articles/s41586-024-07487-w — AF3 本体。PoseBusters で RFAA を大きく上回るとし、治療薬開発への寄与は結語で未来形にとどめる。 ↩ ↩2 ↩3

  11. AlphaFold3 のアクセス制限と再現モデル, Nature(news), 2024-11. https://www.nature.com/articles/d41586-024-03708-4 https://www.genengnews.com/topics/artificial-intelligence/alphafold-3-angst-limited-accessibility-stirs-outcry-from-researchers/ https://github.com/google-deepmind/alphafold3 — 当初のサーバ限定・1日10件(GEN)と研究者の批判、Baidu・ByteDance・Chai の再現、2026年6月のコード Apache 2.0 化と7月の重みの直接配布(リポジトリ履歴)。 ↩ ↩2 ↩3 ↩4

  12. R. Krishna ら「Generalized biomolecular modeling and design with RoseTTAFold All-Atom」Science, 2024. https://www.science.org/doi/10.1126/science.adl2528 https://github.com/baker-laboratory/RoseTTAFold-All-Atom — タンパク質・核酸・小分子・金属・修飾を一体で扱う。コードと重みは BSD ライセンス。 ↩

  13. Chai Discovery「Chai-1: Decoding the molecular interactions of life」bioRxiv, 2024. https://doi.org/10.1101/2024.10.10.615955 https://github.com/chaidiscovery/chai-lab — PoseBusters の成功率77%を AF3 の公開予測の76%と並べる。2024年9月に非商用で公開し、11月に Apache 2.0 へ変更。 ↩

  14. MIT News, 2024-12-17. https://news.mit.edu/2024/researchers-introduce-boltz-1-open-source-model-predicting-biomolecular-structures-1217 — AF3 の水準に達した初の完全オープンソースモデルとして紹介する。 ↩

  15. S. Passaro ら「Boltz-2: Towards Accurate and Efficient Binding Affinity Prediction」bioRxiv, 2025. https://doi.org/10.1101/2025.06.14.659707 — 小分子とタンパク質の結合親和性で FEP 法に迫った初の AI モデルだと著者らはする。 ↩

  16. S. Lewis ら「Scalable emulation of protein equilibrium ensembles with generative deep learning」Science 389, 2025. https://doi.org/10.1126/science.adv9817 — 平衡状態の構造の集団を生成し、働きに関わる構造変化の大規模な予測を残った課題として掲げて取り組む。 ↩

  17. 構造とダイナミクスの限界に関する専門家評(J. ダイソン, Scripps), Science News, 2022-09-23. https://www.sciencenews.org/article/alphafold-ai-protein-structure-folding-prediction — ダイナミクスは AlphaFold が与えないもので、静的な構造は働きのすべてを教えない、とするダイソンの発言。 ↩

  18. D. Chakravarty ら「AlphaFold predictions of fold-switched conformations are driven by structure memorization」Nat Commun 15, 2024. https://doi.org/10.1038/s41467-024-51801-z — 両方の形を出せたのは35%(32/92)、訓練集合外では1/7。 ↩ ↩2

  19. Ward ら「Prediction and Functional Analysis of Native Disorder in Proteins from the Three Kingdoms of Life」J Mol Biol 2004. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15019783/ — 長い無秩序領域の予測値:真核33.0%・真正細菌4.2%・古細菌2.0%。 ↩

  20. Pak ら「Using AlphaFold to predict the impact of single mutations on protein stability and function」PLOS ONE, 2023. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10019719/ — AlphaFold の出力指標と、変異による安定性・蛍光の変化との相関は非常に弱いか無いとする。 ↩ ↩2

  21. T. ゴネン(UCLA)と N. ブアッタ(ハーバード医学大学院)の評, Science News, 2022-09-23. https://www.sciencenews.org/article/alphafold-ai-protein-structure-folding-prediction — 予測が鵜呑みにされると実験の必要を正当化しにくくなるとするゴネンと、資源を難しいタンパク質へ寄せられるとするブアッタ。 ↩

  22. S. Dorkenwald ら「Neuronal wiring diagram of an adult brain」Nature 634, 2024. https://doi.org/10.1038/s41586-024-07558-y — 成体ショウジョウバエ全脳のシナプス解像度コネクトーム(FlyWire)。線虫と幼虫の再構築と比べている。 ↩

  23. F. Jabr「The Connectome Debate: Is Mapping the Mind of a Worm Worth It?」Scientific American, 2012. https://www.scientificamerican.com/article/c-elegans-connectome/ — 1986年の草稿と後の網羅版、「必要だが十分ではない」という研究者の要約、神経修飾物質による予測の外れを紹介する。 ↩ ↩2

  24. Terwilliger ら「Accelerating crystal structure determination with iterative AlphaFold prediction」Acta Cryst. D, 2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9986801/ — SAD 法の全215構造の87%で、Cα の半数以上が2Å以内に一致するモデル(要旨)。 ↩

  25. Terwilliger ら「AlphaFold predictions are valuable hypotheses and accelerate but do not replace experimental structure determination」Nat Methods, 2024. https://doi.org/10.1038/s41592-023-02087-4 — 上の再決定の結果を使う。 ↩

  26. Nussinov ら「AlphaFold, allosteric, and orthosteric drug discovery: Ways forward」Drug Discov Today, 2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10238671/ — 創薬を変えるとの喧伝はまだ実現していないとし、理由をタンパク質の柔軟さとモデルの剛直さに求める。 ↩ ↩2

この記事はAIを使用して執筆されました。内容には誤りが含まれる可能性があります。事実や数字の出典は脚注から確かめられます。